剣道衣＆剣道袴のサイズ表選び方

剣道衣のモデル

伝統型 (剣道衣)

九櫻ショップが提供する全ての剣道衣は、伝統型です。伝統型の剣道衣は、柔道衣と同じように、襟が道衣の裾まで伸びており、丈夫なつくりとなっています。

剣道衣のモデルについて

生地について

剣道の稽古では、特別な場合（道場がかなり暑い場合や、防具なしでの稽古など）を除いて、比較的厚い道衣で稽古することをお勧めします。道衣が地厚であれば、防具の紐を締めた時にクッションの役割を果たしますし、万一防具に覆われていない部分を打たれた場合にも、ある程度のプロテクションになるからです。
また、剣術や古武道の稽古については、ご自分の稽古の仕方やお好みによってお選びください。

色について

剣術や古武道では、流派によっては、道衣の色の制限がないことがあります。その場合は、先生に相談してください。
剣道では、標準的な色は紺か伝統的な藍染です。一般的に、白の剣道衣は、子供と女性のためと言われています。実際には、誰もがお使いいただけますが、汚れやすいので、まめな手入れが必要です。

袴のサイズ選び

袴の寸法システムについて

竹刀に代表されるように、伝統的な日本の道具類には、昔の寸法システムが使われており、袴には鯨尺が使われています。

0.1 鯨尺 = 3.79 cm - 袴のサイズが26号の場合、 26 x 3.79 cm = 98.54 cmとなります。

この長さは、袴の正面の前紐下から裾までの長さになります。

袴の着方

伝統的には、袴はくるぶしの上ぐらいの長さとされています。
選ばれる前に、 一緒に稽古している方の袴を着用してみて、長さを確かめることをお勧めします。丈感の好みがわかりますし、体型によってサイズ感が違ってくることがご理解いただけると思います(腰の位置、足の長さなど)。

最後に、このサイズシステム(25, 26, 27号 etc.)は、主として日本で使われていることにご留意ください。 友人の袴を試着する際は、それが"日本製"かどうか確認するか、あるいは、袴の中心線をご自分で計測してください。

袴の着用における男女間の違い

全ての袴は男女兼用ですが、性別によって、袴の付け方が違います。 一般的に、男性は腰の位置、女性はウエストで袴を締めます。 サイズを決める際は、そのことを考慮してください。 もし何か疑問がございましたら、 お問い合わせからご質問ください。

袴の素材選びについて

合成繊維の袴

合成繊維 のタイプは、手入れがしやすく、色落ちもしにくく (色褪せの問題が全くない)、プリーツも取れにくくなっています。さらに、通常は綿の製品より軽量です。九櫻は、テトロンの袴のみを提供しています。九櫻の全てのテトロン袴は、ポリエステル 65% とレーヨン 35% の混紡で、柔軟性と耐久性を満たす完璧なバランスとなっています。

綿袴

綿 100% の袴は、メンテナンスにやや手が掛かり、稽古の後はいつも、気をつけて畳まなければなりません。綿袴は合成繊維に比べて重く乾きにくいですが、綿袴には伝統があり、藍染で大変丈夫だという利点があります。